ファンダメンタル分析入門-1日目-
はじめに
投資で勝つためにはファンダメンタル分析、テクニカル分析といった分析手法を学ぶことが多いと思います。分析手法を知っていれば勝率が上がるということはおそらくないと思いますが「知っているからこそ分かること」というものもあると思ったためファンダメンタル分析の勉強をはじめ、備忘をかねて記事として投稿していきます。
CAPM理論
CAPM(Capital Asset Pricing Model)理論は「資本資産価格モデル(資本資産評価モデルとも呼ばれる?)」と訳され、金融資産に期待される収益率を記述する理論です。
具体的には、Topixが1%変動した際に個別の株価の変動が何%になるのかを示すベータ値を用いて個別株式の収益率を表す理論です。
多くの場面で使用されるらしいですが、どうやら下記2点を考慮する必要があり、単純に信用してはいけないようです。
- CAPM理論が想定している市場なのかどうか
- ベータ値の推定値の妥当性
しかし、CAPM理論はファイナンス界において重要な理論とされているらしいのでしっかりと理解しておくことが必要そうです。
株式価値の評価
評価手法には大きく分けて2つあるそうです。今回は2点目のDDM法についてまとめます。
DDM法
DDM法は①「企業価値」の分析、②「株式価値」の算定によって行われます。
企業価値とは、資産を有効に使用できるか否かという観点でみたキャッシュフローのことであり、将来にわたり企業が生み出すフリーキャッシュフローの現在価値の総和のことです。
フリーキャッシュフローとは、企業が生み出したキャッシュから事業に必要なキャッシュ(コストなど)を差し引いたキャッシュフローのことです。
※企業価値などを表す式があるようですが今日はここまで、ということでお願いいたします。